カンボジア政府、自国人と外国人との婚姻届の受付を一時凍結
カンボジア政府は3日までに、人身売買に利用されているおそれがあるとして、自国人と外国人との婚姻届の受付を一時凍結した事を明らかにした。
この措置は、韓国人男性とカンボジア人女性との婚姻届け出件数がここ数年間で異常に増加している事を受けたもので、政府側は、人身売買の動きが、この異常な増加の背景にあるのではないかと懸念しているという。
尚、今回の凍結の対象は韓国人だけでなく全ての外国人と自国人との婚姻届が対象になっている。
韓国人とカンボジア人女性の婚姻に関しては、先に、ジュネーブに本部を置く国際移民機関が、ここ4年間に約2,500人の韓国人の男性が、主に結婚斡旋ブ ローカーを通して低学歴の貧困層のカンボジア女性と結婚しており、結婚の際に男性側がブローカーに支払った20,000ドルの内、女性の家族には僅かに 1,000ドルしか渡らず、残りは全てブローカーが独り占めしている実態を明らかにしていた。
また、この報告に絡んで、カンボジア政府は先月、韓国系の結婚斡旋ブローカーに対して閉鎖命令を下している。
南太平洋の島「キリバス」の女性運動家が見た韓国人男性
「キリバス(Kiribati)では、性が乱れた人たちを『コレコレア』と呼びます。韓国人男性により植え付けられた、韓国の醜いイメージを象徴してい ます」キリバスの女性運動家マレー・テケネネさん(Maere Tekenene·47)は、電話インタビューを通じ、このように話した。
キリバスは太平洋中部にある小さな国だ。面積は800キロ平方メートル余りで、約10万人が住んでいる。
1980年代半ばから、韓国漁船は太平洋で最も広い海域を有する国の一つであるキリバスで操業を始め、数百人の韓国人がキリバスに在留するようになった。
問題は、これらの韓国人たちがキリバスの女性、特に、幼い少女を買春することだ、とテケネネさんは話した。少女たちの多くは家が貧しく、わずかな金やラジオなどの家電製品、ひどいケースになるとタバコをもらっただけで売春するという。
「韓国人たちは、現地の女性を自分たちの船の甲板や、薄暗い防波堤の後ろに連れて行き、関係を持ちます。このため、防波堤の物陰のことを『コレコレア』と呼んだりします」。
テケネネさんは「2年前、韓国人男性の買春行為が問題となり、キリバス議会で対策会議まで行われたことがある」とし、「各種市民団体や教会でも、行き過ぎた性売買を減らすための方法を探っているのが実情」と話した。
韓国人男性の子どもを妊娠した幼い少女もまた、キリバスの社会問題となっているとテケネネさんは語った。
「女を買って何が悪い」
今月5日の本紙の社会面に、「『海外キーセン観光』その実態は…」という見出しで一部の韓国人男性の性売買行為に関する記事を載せて以降、記者は数日間、電子メールと電話攻勢に悩まされた。
ある男性は電話で、「そうやって、女が男の体面を踏みにじったところで、何の得になるというのか」とまくし立てた。
終始一貫、悪口交じりの抗議を浴びせたこの男性は「韓国人男性の50~60%が海外で売春宿に向かうというならまだしも、せいぜい何百~何千人の金持ちの行為に過ぎないわけで、それがどうしたと言うんだ」と腹を立てた。
自分の名前を「キムなにがし」と堂々と名乗ったその他の男性は、電子メールで「自然の生理現象で女を買うに過ぎない。新聞で悪く書いたあんたはさぞかしすっきりしたことだろうよ」と書いた。
続いて、「女性家族部の9・23対策(性売買特別法施行)と味気ない韓国の女のせいで仕方なく外に出るわけで、過ちはすべて女の側にある」とつづった。
もちろん、一部の読者は、南太平洋のキリバスという島でさえ「コレコレア」という汚名を着せられているとし、海外での深刻な性売買に対し国民自らの反省を促しもした。
しかし、「他人に被害を与えるわけではないのに、そこまで大げさに騒ぐのはなぜか」という読者の主張に触れては、物悲しく思った。海外での売春ブームは、今後ともそう簡単に治まりそうにないなとの思いが脳裏をよぎった。
政府は海外で性売買をする人に対しても、性売買特別法を厳しく適用するとの対策を打ち出した。しかし、根本的な認識の変化がない限り、どのような政策も空回りするに違いない。
「国力が弱かった時、韓国人女性も強大国の男たちにたぶらかされたわけだが、なぜまた同じことを自発的に繰り返すのか」と警告するロシアの韓国人人権活動家チョン・ジェウォンさんの言葉が身にしみる。
父の顔も分からずに育つキリバスの混血児が、どれだけ悲惨な人生を送っているのか、一部の韓国人男性は直接見てみなければならないようだ。
青少年委員会、韓国人のキリバス未成年者買春を確認
本紙が4日から2日間にわたって報道した韓国人の南太平洋の島嶼国家・キリバスを含む海外買春関連の内容について、青少年委員会が国際NGOと共同 でキリバスの「コレコレア」およびその子どもたちに対し、持続的に保健調査や医療・教育支援を拡大していくことを明らかにした。
青少年委員会はまた、キリバスと国際法人人道条約を締結し、現地児童を買春した韓国人船員に対し、青少年性保護法と買春防止法を適用し処罰する方案も司法部に求めた。
青少年委員会は6日このように明らかにし、調査の結果、キリバスでは韓国の遠洋漁船が入港するようになってから買春が盛んに行われるようになり、このため2003年にはキリバス政府が一時、韓国漁船の停泊を禁止していたと述べた。
青少年委員会は、人口8万5000人の同島で韓国人の相手をする女性たちを指す、いわゆる「コレコレア」は30~50人におよび、ほとんどが貧困層の未成年者なうえに妊娠・出産して子どもを育てていることが確認された、と付け加えた。
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