2009年12月21日月曜日

2人組、裁判所に護送された空飛ぶ豚ギャング一味3人の奪取に失敗

タイのニュースから

 21日13:00過ぎまでに確認できた各報道によると、同日午前バンコクのタリンチャン地区裁判所の駐車場で護送中の容疑者3人を奪取し車で逃走中だった2人組の男が、警察との間で逃走劇を演じた上で逮捕されるという事件が発生した。

  尚、報道により奪取された容疑者3人全員の身柄が確保されたとするものと、3人の内の1人が逃走したとするものがあり、また、2人組が3人の容疑者を乗せ車で警察との間で逃走劇を演じた後に逮捕されたとするものと、奪取した2人組は車に飛び乗ろうとしたところで逮捕され、奪取された3人の容疑者が逃走劇を演じた後に身柄を確保されたとするもの、更に、3人の容疑者の奪取に失敗した2人組が車で逃走劇を演じた後に逮捕されたとするものがあるなど、同日13:00過ぎ現在依然情報が錯綜している。

 調べによると、21日8:30頃乗用車で現れた2人組の男が、3人の容疑者を護送中だった当局者に向け爆発物状の物を投げつけると共に3人の容疑者を奪取し車で逃走を図った。

 尚、2人組が投げつけた爆発物は不発に終わり、その後の調べで爆竹が使用されたものだった事が判明している模様。

 また、初期報道段階では2人組が当局者に向け銃を発砲したと報じるものも見られた。

 2人組が奪取しようとした3人の容疑者は、空飛ぶ豚の異名を持つ元カーレーサーを中心とした、主に高級住宅街を中心に2億バーツ以上に上る金品を盗み出していた空飛ぶ豚ギャングの一味とされている。


今度は19歳と15歳のハーフの男女が日本人の父親捜し
 デイリーニュース紙及びカーオソット氏によると、19日午後バンコク内にある大学の工学部に通う19歳の男性とナコンサワン県内にあるマタヨン課程校に通う15歳の女性が、それぞれ48歳と40歳のタイ人の母親に伴われ児童・女性の権利擁護財団を主宰するパウィーナー・ホンサグン女史のもとを訪れ、日本人の父親を捜して欲しいと訴えた。

 19歳の男性によると、日本人のエンジニアの父親は1988年に仕事でタイのアユッタヤー県内にあるナワナコン工業団地内にある工場に勤務していた際に同県内にある飲食店で働いていた母親と知り合い、正式な手続きを経て結婚し、その後父親の転勤先のスリランかで母親が妊娠した為両親共にタイに帰国し自分を出産し、自分が1歳半の時に両親と共に日本に行ったが、それから僅か1年後に父親から後日タイに迎えに行くからと言われ母親と共にタイに戻されていたという。

 しかし、その後父親からは一切の音信が無いため、父親に会いたいという気持ちと、父親からの支援が欲しいとの気持ちからパウィーナー女史の事務所を訪れたという。

 男性によると、自分の学費を捻出する為に毎日学業の傍らで二箇所で働く生活を毎日送らざるを得ない状況に置かれているという。

 一方、15歳の女性によると、1990年に母親が日本の飲食店で働いていた時に父親と知り合い、その後正式に結婚し、1994年に祖母の葬儀の為に両親がナコンサワン県に戻ってきた時に自分が生まれ、自分が1歳の時に父親が日本に帰国して以降は一切の音信が無かった為、父親に会いたいという気持ちと、貧困で苦しんでいる家庭へ援助して欲しいという気持ちからパウィーナー女史の事務所を訪れたという。

 尚、母親の証言として報じているカーオソット紙は、妊娠してから出産後1年後までは父親が頻繁にタイに会いに来ていたが、その後父親は一切の音信を絶っていたと報じている。

* 報道画像
http://www.khaosod.co.th/news-photo/khaosod/2009/12/p0104201252p1.jpg


「本物が働け」 バンコクの警官人形撤去


バンコク首都圏警察のサンターン司令官は17日、首都圏の道路脇に立つ警官の人形をすべて撤去し、派出所の窓に張られた遮光フィルムも外すよう命じた。司令官は人形撤去について、「本物の警官に働かせる」「人形任せで警官が怠ける」などと説明。遮光フィルムに関しては、派出所に警官がいるかどうかわからないという苦情があったという。

0 件のコメント: