10月23日台湾鳥来にて
高砂義勇隊記念碑に慰霊、ここも物凄く体力が要りました、台北駅から淡水線に乗って古亭へ、古亭で乗り換え新店線に乗って新店まで、駅前から鳥来行きのバスに乗って約40分、台北からバスも出ているのですがこちらは約1時間30分。
鳥来高砂義勇隊の慰霊碑がある場所までは、鳥来から歩くこと30分、トロッコ列車の駅がある、其処でトロッコ列車に乗り約2-3キロ、お土産店などが並んでいる所から、其処から又山道を歩くこと30分、以前は手前に有ったらしいのですが、撤去命令がで、此方に移転したと言う事でした。
高砂義勇隊
「高砂族」とは、タイヤル族、アミ族など台湾原住民11部族の戦前の総称。当時の高砂族約15万人中6千名が志願して大東亜戦争に参加、約半数が散華。高砂義勇隊の活躍には目を見張るものがあり、日本兵はおおいに勇気付けられた。
蔡焜燦氏は高砂義勇隊について、このようにおっしゃっています。
高砂の人達はたいへん勇猛な戦士だったんです。何千人もが軍の募集に志願して、中には血判書を持ってやって来る者も多かったといいます。これには軍の方がびっくりしたぐらいですよ。・・・高砂の兵隊は、忠誠心が強かった。ジャングルの生活に慣れた彼らは食料調達もやったんだね。彼らは日本の兵隊に食べさせるために必死で食料を探したんです。そしてこの食料調達の途中で高砂の兵隊が餓死したことがありました。それも両手に食料を抱えたままね。高砂の兵隊はそれを食べれば死なずにすんだのに食べなかった。日本の戦友に食べさせるものだから自分は手を付けずに餓死を選んだんですよ。戦友愛、ハイ、それは立派でした。
井上和彦「親日アジア街道を行く」より引用
セデック・バレ
『海角七號』を制作した魏德聖監督の2011年最新作『セデックバレ』
タイトルになっている「セデック・バレ」は原住民の言葉で「真の人」の意です。セデック族の男性は首を刈る事で一人前の男「セデック・バレ」になることが できその証として顔に入れ墨をいれる習慣がありました。彼らは虹を信仰の象徴としていて死後虹の橋を渡り先祖の家(天国)に帰るのですがその際に額の入れ 墨が橋を渡る資格になるとのこと。また女性は男性の着物を織れるようになると顔に入れ墨を入れていたそうです。
「虹の橋の一族の地に、
太陽の一族がやって来た。
彼らは虹と太陽は一つの空にあることを忘れていた…」
確かに抗日映画であるが 日本のメディアが紹介するように『セデックバレ』は「反日映画」ではありません、「海外では残酷シーンが多すぎで民族主義の過剰などで酷評されてい る」ようです特に中国人評論家、又この映画で面白かったのは原住民語と日本語で構成されているので台湾人は字幕が無いと理解しにくい、私もそうで有りましたが。日本と台湾の歴史を理解する上で日本の人々には是非とも見てほしい作品だと考えます。前編後編合わせて4時間20分の大作です。日本で無事公開されることを望みたいと思 います。
霧社事件
暴動の直接の原因といわれているのが、1930年10月7日に日本人巡査が原住民の若者を殴打した事件である。その日、巡査は同僚を伴って移動中に、村で行われていた結婚式の酒宴の場を通りかかった。巡査を宴に招き入れようとモーナ・ルダオ(霧社セデック族村落の一つマヘボ社のリーダー)の長男、タダオ・モーナが巡査の手を取ったところ、巡査は宴会の不潔を嫌うあまりステッキでタダオを叩いた。侮辱を受けたと感じたタダオは巡査を殴打した。この殴打事件について警察からの報復をおそれた人々が、特にモーナ・ルダオは警察の処罰によって地位を失うことを恐れ、暴動を画策したと言われている。
霧社事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/霧社事件
2 件のコメント:
是非とも観てみたい。
日本で公開されれば良いのですがね、CGの使いすぎている所は如何なものかと思いました。英雄視している部分もありますその辺は映画と言う事で観ましたが、なかなかいい作品です。
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