2007年11月4日日曜日

映画館




タイの映画館                            
                                                           
タイの映画館は寒い
近頃さっぱり足が遠のいているが、其れは映画が来る前に、ネットでダウンロード出来る様になったからだ
最新映画は殆ど見ているので、映画館に行く必要がなくなった、日本で11月公開のレジデントイビルは此方での公開は、9月27日からであったが、其の前に見ていた、便利な世の中になってきた。
それはどうでも良いのですが、最近行った映画と言 えば、毎年1月に行われるバンコクフイルムフェスティバルが、今年はテロの影響で自粛となり、7月に行われたのだ、其のときにアルゼンチンの映画とハンガリーの映画と日本のアブダクションと言う映画を見た、皆さんご存知と思うが、アブダクションとは、横田めぐみさんの拉致事件のドキュメンタリー映画なのだ、非常に興味を持って行きました、会場には日本からのニュースクルーやその他、カメラなどが結構来ていました。

映画はと言いますと、私から言わせるとあんな事は、既に日本人は知っているので、5点満点の3.5点と言うとこですか、しかし他国の知らない方には結構有効かもしれません、私の隣で見ていた白人の老夫婦は、鼻を啜りながら泣いていました、彼方此方でそういう声が聞こえてきました。横田めぐみさんの事は次の機会に書く事にして、、、、、                   

タイの映画館の事なのですが、行った事がある方はご存知でしょうが、非常に
豪華絢爛、私など日本で映画館など20年程行ってないので、日本の映画館はもっと凄かったりして、、、、

写真は一般席のエントランス、下から順に前列の席80バーツ、後列の席100-120バーツ、最後列、此処は通常二人席、映画館によってはプレミアシートと呼んだり、オペラシートと呼んだりします。
此処で二人で500-600バーツ、日本ではこの値段では、まず考えられませんが、一人でオペラシートに寝転がってみるもよし、お好きなように使えます。しかし何と凄い事に、もっと上のクラスがあります、エントランスから違うし、劇場もまた別、切符売り場は一緒なのですが、エントランスに入ると高級ホテルのロビーにも優らないとも少々劣る位、当然席まで案内され独立シートで革張りのフワフワ、リクライニングは殆ど180度、また館内は寒いので、ブラウンケットスリッパ、なぜか靴下まで新品が配られる、此処まではまだ良いのだが、何と飲食のオーダーまで出来る、私も病みつきになり何度か足を運んだのだが、今は行かない、なぜか、映画が始まる前に飲食して映画が始まるころには寝てしまうからだ。何度行っても寝てしまう、其れから行かない事にしている、一人で行くときは後列のシートで十分である、肘掛もあるしリクライニングもある、日本の映画館より大きい気がする。

タイの映画館では本編が始まる前に、まず王室賛歌が流れる、此れはタイ国歌とは違う、全員が起立して外国人だろうが何だろうが、終わるまで立っていなければならない、ならないと言うよりも自発的にそうしているのである。誰も据わっている者などいない、私などは非常に清清しい気持ちになる、日本でも取り入れたらどうだろうか、まずは角川の映画館で、皇室賛歌か何かを流し、「会場の皆様御起立をお願いいたします」とかアナウンスして、問題になるだろうな、一部の変態野郎から。

其れが終わると本編が始まるのである、地方の映画館にも行ったが、全てである、地方ではもっと厳格である、其れはタイでは朝8時と夕方6時には全てのテレビ、ラジオ、国歌が流れる、又外で其の国歌が聞こえたならば、立ち止まり静止をしなければならない、先ほども言ったように自発的である、地下鉄の構内だろうと、駅の構内だろうと誰も動くものはいない、又此れに加え近頃は、何という歌かは知らないが、国王を称える歌がひっきりなしに流れている、テレビでも王室や国王の番組が毎日全チャンネルで夜8時から流れる事になっている、此れは例外なしに、何があろうとこの番組は有りつずける、たまには他の番組を遣っても良いではないか、と思う国民など一人もいない、しかしながら、各家庭では8時になると洗物や洗濯や勉強始めたりする、そういうものかも知れない。

そう言った点では、北朝鮮より統制が取れていると思う。此れは何もタイ人だけに限らず、従わなければ不敬罪と言うものが存在する、今年
チェンマイでフランス人不敬罪で訴えられ、10年の刑が下された
国王のポスターに、酔って落書きをしたのである。当然といえば当然だが、しかし国王が恩赦を与えて、次の日には釈放され国外退去処分で終わった。
しかしタイ人の中にも国歌がかかろうが、王室賛歌がかかろうが、起立もしなければ、何もしない人もいる
さて誰でしょう?
マンである、日本語で言うとお坊さんである、この方達は国歌がかかろうが、何が有ろうが、起立したり挨拶したりしない、王室の方達だろうが挨拶もしない、当然一般市民にも此方が挨拶しても、挨拶などしない、しかしながら尊敬されている、お坊さんとはそう言う者なのです、此処でお坊さんの事を書けば長くなるので書かない事にします。

映画館の話なのですが、しかし本編が始まっても字幕も無ければ、吹き替えもありませんし、内容はというと殆ど分からずじまい、この前「
ニキフォル」と言うポーランドの、社会派の映画を見た、私は自慢ではないがポーランド語を多少理解するが、まったく持って分からなかった。社会派映画は、こういう場所では不向きである、やはり、ハリウッド映画、しかしながら、余りにもつまらな過ぎて見る気もしない、あれはアメリカ人向けに作っているので、土台字幕など見ない人種なので、ああいう形にしか作れないのであろう、アメリカ人などは字幕映画など、読む速度がついていけないし、外国映画は、ほんの一握りの人間しか見無いと言う。

そんな所で近頃は、ダウンロードばかりになっていると言う

日本では何故毎回ハリウッドの映画にしろ、此れだけアメリカに寄り添っているにも拘らず、公開が
遅いのだろうか、この辺にも何かきな臭い匂いがするので今後探って行こう

しかしながら日本でも早いとこが有るんですよ、知っていますか?

沖縄のキャンプ瑞慶覧のなかに有る映画館は日本で一番早くハリウッド映画が見れるのです

きかいが有ったら行って見て下さい、入れませんから






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