2008年10月17日金曜日

ニュースだけ



【 台湾モクゲンジの黄金色の花が咲く 】
秋も深まり、台湾モクゲンジの黄金色の花が咲いている。花の後は赤色の実も付け
る。台湾モクゲンジは台湾原産でレイシや龍眼などと同じムクロジ科。9月から10月
にかけて黄色い花を咲かせ、花が枯れた後に赤い提灯状の実をつける。一般にはこれ
が花と誤解されている場合が多い。実はその後、茶色に変色する。実は多くの鳥を誘
う。街路樹に利用され、台北市では高島屋前が有名。また、ブラジル原産のトックリ
キワタの樹も赤い艶やかな花を咲かせている。日本の紅葉に負けない台湾の秋を彩っ
ている。

【 台北市にも地上路線があった 】
松山から南港まで鉄道路線が地下化されたため台北市からは鉄道の地上路線が消えた
と報じたが、まだ存在していた。京華城の向かいにある台北機廠だ。台北機場(空港)
と発音が同じで紛らわしいがこちらは機関車の修理工場だ。ここでは機関車が地上路
線を走っており、2キロもないが南北縦貫本線に属している。台北機廠は73年の歴史
を誇り、敷地は130ヘクタールに及ぶ。公告地価は1500億元を超え、赤字の台湾鉄路
局の最後の資産だ。2年後には桃園県楊梅に移ることになっており、跡地の再利用が
浮上している。

【 日本人技師がヘロイン中毒で逮捕 】
花蓮県吉安警察署は16日、日本人技師の工藤真(47歳)容疑者をヘロイン使用及び運
送、販売容疑で逮捕した。工藤容疑者は10年前に花蓮市の大理石工場の機械技師とし
て雇われ、最高で月10万元の収入を得ていたこともある。しかし、6年前から覚せい
剤に手を出し、さらにヘロインに手を出して8カ月前に工場を解雇され、今年6月に警
察の取り調べを受けたが、検察に却下され、釈放されていた。

【 日本の殺人犯が台湾で豪遊後捕まる 】
刑事局外事警察は9日、台北市新生北路の高級寿司店で国際手配されていた野田恵一
(57歳)を殺人容疑で逮捕した。野田容疑者は9月に高知市で金融会社の副社長(70歳)
を刺殺し、1000万円を奪って犯行当日19日の午後10時に関西空港からノースウエスト
機で台湾に入国していた。高知県警は指紋などから野田容疑者を割り出し、台湾の駐
日刑事局連絡官に通知があった。野田容疑者は携帯電話をたびたび換え、小さなホテ
ルに泊まるなどしていたが、中山北路一帯で出没し、毎晩水商売の女性を連れて豪遊
していた。逮捕された時の所持金は5万円と台湾元3万8000元のみだった。野田容疑者
は、豪遊してから死ぬ予定だったと語っている。旅券も焼却しており、帰国する考え
はなかったよう。

【 ビンロー持ち込みで初の罰金 】
桃園国際空港で15日、動植物検疫措置違反で旅客が罰金3000元を科された。旅客は中
国から香港経由で帰国し、免税のグリーンのカウンターを通過したが、税関係員に超
過量のタバコを発見された。係員がさらに荷物を検査し、文旦1個とビンロー1袋が発
見された。旅客は、ビンローは台湾で買ったもので、食べ残したものとし、皮が剥か
れていた文旦はその場で食べてしまった。防疫局は無申告で持ち込みを図ったとして
罰金3000元を科した。

【 日本で入籍でも台湾では未婚 】
日本で7年間、生活を共にし、2005年9月に結婚届けを出したあと10月に結婚式を挙げ
る直前に台湾に逃げ帰った台湾人女性(28歳)を日本人男性(57歳)が台湾で結婚詐欺だ
として訴えた。告発を受け取った地検は、当時、台湾は「公開儀式」主義をとってお
り、台湾で結婚式を公開して行っていなかったとして、不起訴を決めた。2人の結婚
が台湾では認められなかったことになる。男性は「台湾に逃げ帰ってからも日本に戻
るお金がないので送金してくれと言われて送金したこともある。彼女の要求で送金し
た額は全部で1700万円に上る」と語っている。

【 日本人兄弟が60年ぶりに台湾の親戚と再会 】
戦前、台湾で日本人男性が台湾人女性と結婚して産まれた日本在住の兄弟が13日、生
まれ育った高雄を60数年ぶりに訪れ、親族らと再会を果たした。この兄弟は高田武士
・忠男さん。戦争が終わったため一家で日本に引き上げたが、両親は早くに亡くな
り、台湾の親戚との連絡も途絶えていた。定年退職した高田さん兄弟は台湾の親戚を
見つけようと、当時住んでいた高雄市鼓山区の戸籍事務所に協力を得て、高雄在住の
おばと、台北に住む従姉弟らを探し当てた。この日、高田さん兄弟は戸籍事務所でお
ばと従姉弟たちと対面した。小さいころに一緒に遊んでいたという従姉弟たちは「今
でも顔はわかる」と話して喜んでいた。

IMF、世銀及び国際金融機関関連ニュース
日本政府は、今後5年間にわたり、ある世界銀行の信託基金に1億5000万USド
ルを提供することになる。同基金は、開発途上世界において農業生産性と災害
予防を後押しするためにデザインされたものである。そのうちおよそ1億USド
ルが、新たな米種の開発や肥料利用の改善、そして農業研究者の訓練などに用
いられる。残りの金額は気候変動緩和計画のために利用される。

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