2010年2月9日火曜日

Google、携帯用リアルタイム通訳システムを開発中

Eliot Van Buskirk

ピーター・ブリューゲル『バベルの塔』。Flickr/jankie

米Google社のエンジニアたちが、『Google Android』スマートフォン向けの翻訳ツールの開発に取り組んでいる。1つの言語を別の言語に素早く変換して、共通の言語を持たない話し手たちが、ほぼリアルタイムでお互いに会話できるようにするのが目的だ。ベーシックなバージョンを、2年以内に開始する計画だという。

6万3000語によるリアルタイム翻訳装置[Ectaco社の『iTravl NTL-9C』で、Windows CE対応]や、400種類の会話表現を収録したお茶目な『iPhone』アプリ(日本語版記事)など、同様のコンセプトの試みはこれまでにもいくつかある。

これらはいずれも、ダグラス・アダムズのベストセラー小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』[邦訳:河出書房新社刊]に出てくる『バベルフィッシュ』(バベル魚)[耳に入れるとあらゆる言語の話を理解できるようになる架空の生き物]を連想させるものだ。Google社の今回の通訳アプリについても、『Times Online』と『Mashable』で、同様の連想が行なわれている。

相変わらずGoogle社の目標は高い。単語だけではなく、会話の意味をリアルタイムで翻訳できるようにするというのだ。このため、同社が持つ音声認識、52言語を対象にした文字翻訳、文字から会話への変換といった技術をつなぎ合わせて1つにまとめ、音声から音声への翻訳ツールにしようとしている。

Google社には、翻訳システムの精度を高めるための秘策が少なくとも2つある。さまざまな言語で書かれたウェブページや文書を巡回して、それぞれの言語がどのように使われているかについての人工知能的な理解力を高めることと、単に個々の単語を翻訳するのではなく、言い回し全体を分析してから翻訳を行なうことだ。

グローバル化とインターネットによって、世界的なモノカルチャー[「単一栽培」のことだが、単一の経済・単一の文化などを指すこともある]が引き起こされるとの予測があった。しかし、リアルタイム翻訳が現実のものとなり、普通の携帯電話でこれを利用できるようになれば、世界で6000近くあるとされる音声言語の多くを保存する、という逆の効果を技術がもたらす可能性も生まれてくるだろう。

[日本の情報通信研究機構(NICT)も、携帯端末から利用できるネットワーク型音声翻訳システムを開発している。アジア8言語の間の音声翻訳に対応し、旅行会話のような短い文の翻訳が可能
WIRED NEWS 原文(English)


政権転覆の道具としてのツイッター

 最近の中国人(漢族)は経済的に豊かになり、反政府感情の発露が減っている。ウェブ2・0のコミュニケーション・ツールを片っ端から遮断する中国政府は、独裁であるがゆえに、自己保身に過敏になっている。しかしその一方で、他の国の例を見ると、過敏ではないともいえる。中東のイランでは昨年6月の選挙以来、反政府運動が続いているが、最初に火をつけたのはツイッターのペルシャ語の書き込みだったとされる。米国務省は、米企業であるツイッターに対し、イランの民主化に貢献するため、ツイッターのサーバーをメンテナンスのために止めないでくれと要請した。(State Department undermines Obama reluctance over Iran with Twitter request)

 イスラエル軍の諜報部門では、ツイッターを使った敵国政府の転覆を画策する部隊があると報じられている。また、旧ソ連のモルドバで昨春に起きた反政府運動も、米CIAがツイッターを活用して反政府運動を煽った疑いが指摘されている。米国発のサービスであるツイッターやフェイスブックは、軍産イスラエル複合体が、敵性国の政権転覆を画策するときに使うツールだと疑われる。これらの事象を見ると、中国政府がツイッターを遮断すべきと考えたのは理解できる。(New IDF Web 2.0 unit to fight enemies on Facebook, Twitter)(Moldova's 'Twitter Revolution' a CIA Plot?)

 中国は、経済効率の向上のためにインターネットを普及させたが、これを政治利用されたくないし、軍産複合体の策略にはまりたくないので、過剰なまでに規制をかけている。これはインターネットを、中国だけの「イントラネット」にする政策ともいえる。中国でのインターネット事業から外国企業を締め出すのは、イントラネット化の一策とも考えられる。中国式政策はイランやアラブなど中東諸国でも採られ、ADSLや光ファイバーを普及する一方で、国策ファイアーウォールを設けている。アラブ首長国連邦(UAE)の国策ファイアーウォールは中国製だ。「テロ戦争」で米英イスラエルから「潰す対象」に指定された中東諸国が、政権転覆の道具になりかねないウェブ2・0系の双方向ネットツールに対し、中国と同様の遮断策を採るのは当然だ。(Fears for China's cyberspace future)(Behind China's Great Firewall)

 インターネットは、国際政治経済に対して多様な影響を及ぼしている。軍産複合体が、ツイッターを使って敵性国の政権転覆を画策する一方で、軍産複合体の一部である米英マスコミは、インターネットの出現によって利益が激減し、業界ごと潰れそうになっている。英国が画策していた地球温暖化の誇張策は、インターネットを使ったウェブログ筆者たちが情報を広めた「クライメート・ゲート」によって暴露された。米英マスコミがプロパガンダ装置であることは、ブログの筆者たちによって暴露されたといえる。(地球温暖化めぐる歪曲と暗闘(1))

 イスラエル軍系のハッカーたちは、世界中にウイルスメールをばらまき、メールのシステムそのものを破壊しようとした。日本では、政権の「再転覆」を目指す自民党は、議員にツイッターの積極利用を指示している。英米中心主義も多極主義も、インターネットを使っている。敵と味方が同一のネットワークを使って暗闘するのは、諜報機関やユダヤネットワークの特質でもある。インターネットが冷戦後に普及したこと自体、国際政治の策略の一つだったのかもしれない。(覇権の起源(2)ユダヤ・ネットワーク)

まさかこれも転覆の一環では?
ユーロビジョンモルドバ代表2010
Pavel Turcu - Imn Eurovision (Eurovision 2010 Moldova)

ここ数年モルドバの芸能に関して結構よいものを輩出してきたのではないかと思っておりましたが、これはどういう意味かがよくわからないモルドバ人というのは洒落聞いてるのですよね、しかし聞いているうちにどことなくモルドバらしくていいじゃないのという感じもしてきました



クアンタンの夜の遊び場でムスリム対象の取り締まり


クアンタン中心部にある夜の遊び場地区3箇所を、週末の深夜パハン州イスラム教庁が取締りを行いました。この結果 アルコール飲料を飲んでいたことで女性 2人を含む15人のムスリムが逮捕されました。さらに カルワットの疑いで11人のムスリムが逮捕されました。取り締まり部隊の長は言う、「店の電気を点けたら、中には泥酔の者もいた。ムスリムとしてこれは許せないことです。 取締りで逮捕された者たちは、調書後シャリア法によって起訴されます。。 酒を飲んでないとうそを言った者もいるが、呼気検査で確定しました」

アルコール摂取は、パハン州イスラム教行政法とマレー人慣習法違反であり、有罪となれば最高懲役3年または最高罰金 RM 5千と鞭打ち刑6回に処せられるとのことです。 (密室に未婚ムスリム男女がいることである)カルワット行為の者も同法の他の条項違反で起訴され、最高 6ヶ月の懲役または最高 RM 1千の罰金またはその両方に処せられます。

え、カルワットよりも酒飲んだほうが罰はずっと重いんですね。さらにカルワットでは鞭打ち刑がないのに、酒飲みは鞭打ち刑になる可能性があるんだ。 

バレンタインデーを巡る、全く違った立場者の行動

バレンタインデーには、ボーイフレンドへの愛のために女性はパンティーを穿かないという動きがスランゴール州のカレッジ学生などの間にあることが報道されていることで、これが中学生の間に広まるのではないかと心配しているグループがあります。ムスリムのNGO団体である、社会悪に立ち向かうペナングループは、記者会見を開いて訴えます、「中学生の中にはこの動きに関心を持ているのは事実です。 バレンタインを祝うカップルの中には性行為に行き着いてしまうものがいる。我が組織は、ペナンのイスラム法学者協会、イスラム教青年組織などと協力して、”バレンタインデーの罠”というキャンペーンを始めました。これによって人々にバレンタインデーの負の活動に注意を向けさせるようにします。 我我グループから500人が参加して、ポスターやVCDを配布します、さらに夜市などで訴えます。バレンタインデーの日には、ペナンのショッピングセンタで防御活動を行います。」
「国民登録庁の記録では、2000年から2008年7月までに、父親名のない出生登録が25万7千人記録されています。」と同グループの代表は語る。

今年のバレンタインデーは旧正月の初日に重なります。そこで例年華人カップルが結婚登録を集団で行う、スランゴール州のクラン福建人会館では、旧正月の9 日目(22日)かまたは10月の10日に変更するように勧めています。今年の14日は祝祭日のため登録係官が出席しませんし、今年のこの日に結婚登録したい意向の華人カップルはごく少ないとのことです。昨年の同日は102組が結婚登録しました。
クラン福建人会館では、今年に10月10日の結婚登録カップルは非常に多く、300から500組と予想しています。

ムスリムの倫理を掲げて果敢に行動する人たちのようですな。片や華人界のカップルは数字に固執し、 10-10-10 に引かれるようですな)

カバンに入れた麻薬密輸で逮捕されたイラン人

女性2人を含むイラン人3人組が、クアラルンプール国際空港で麻薬持込の現行犯で逮捕されました。この3人はドバイからのフライトでマレーシアに到着し、持参カバンの2つに麻薬を隠さずに詰めていたとのことです。彼らは通常の麻薬密輸組織が使うような方法を取らずに、ビニール袋に入れた麻薬を衣料を詰めたカバンの中に入れていた、と税関の調査幹部は語る。「彼らは自分たちは典型的な密輸者の様相から外れているため、税関は自分たちのカバンを検査しないだろうと思っていた、」 「麻薬はなんら隠された場所に潜めてあったわけではない。」

見つかった麻薬はシャブ で、それぞれのカバンに重さ27kgづつが収まっていました、市場価格でRM 1350万になります。3人は20代と40代で、 危険薬違反で起訴されることになり、有罪は即死刑判決となります。 今年イラン人の麻薬密輸による逮捕はすでに10人になりました。
 税関は麻薬密輸の情報提供者には、賞金が出ると説明しています。 1-800-88-8855

マレーシアの出来事を知る

英国男性が睡眠薬強盗被害、パッタヤーで
 各報道によると、7日夜半チョンブリー県パッタヤー地区内にあるホテルの客室内で、イギリス人男性(61)が、連れ込んだ30歳位(報道により35歳から40歳位)のタイ人女に睡眠薬を仕込まれ意識を失った隙に金品を強奪されるという事件が発生した。

 被害にあった男性によると、ホテル近くにあるバービアで知り合い1,000バーツで一緒に寝る事で合意に至っていた娼婦を部屋に連れ帰り、事を終えた後で女が差し出したビールや水を飲んだ後に意識を失い、気がついてみたら部屋が荒らされ35万バーツ相当の高級腕時計や現金6千バーツ、携帯電話等総額50万バーツ(報道により40万バーツ) 強が盗まれていた事に気がついたという。

 尚、報道によっては、娼婦を部屋に連れ帰った後に意識を失ったと男性が証言しているとするものもある。

* 被害にあった男性
http://www.pattayadailynews.com/th/wp-content/uploads/2010/02/P134.jpg
パタヤでは別段珍しい事ではないのですが、毎日このような事件や殺人事件が行われていますので

0 件のコメント: