2010年3月24日水曜日

映画『ハート・ロッカー』

対爆スーツの性能とは:映画『ハート・ロッカー』陰の主役

第82回アカデミー賞で作品賞、監督賞など6部門を受賞した『ハート・ロッカー』(The Hurt Locker)で、主人公のJames二等軍曹は、耐爆スーツを身につけると、文字通り変身する。

主演俳優のJeremy Renner氏は先日、米国のラジオ番組『Fresh Air』に出演した際、進行のTerry Gross氏との対談で、このスーツとの「愛憎が入り交じった」関係について語ってくれた。

「このスーツは、主人公にとっても大事な部分だし、映画全体にとっても非常に重要なものだ――視覚効果の上でもだし、もちろん、身体的にもね。中のケブラーを抜いた偽物のスーツを使っていたとしたら、映画の中で僕がしていたような歩き方はできなかっただろう」とRenner氏は言う。[ケブラー』は高強度・高耐熱性であり、同じ重さの鋼鉄と比べて5倍の強度を持つ]

爆発物処理者たちが着用するこうした対爆スーツは、どのような機能を持っているのだろう? 技術系情報サイト『DVICE』は、このスーツについての興味深い長編記事を掲載している。爆発の力を吸収することができる風変わりな格好のヘルメットや、着ている人を熱射病から守るように設計されたハイテク冷却システムなどだ。

記事はさらに、高性能なアーマープレートのことも詳細に説明している。製造メーカーによるとこのアーマープレートは、(「ブーメランを平らにしたような」)微妙にカーブした形をしていて、着ている人間が影響を受けないように、爆風のエネルギーを跳ね返すのだという。

イラクで路上爆弾の脅威が高まっていることを受け、米国軍は、この防護スーツの改造版、『Cupola Protective Ensemble』のテストも行なっている。非装甲の大型軍用車『ハンビー』に乗って回転砲塔を操作する無防備な砲手を、爆風や爆弾の破片から守るためという発想のようだ。

コンセプトはともかく、少なくとも爆弾処理用防護スーツの使用に関しては、慎重な検討が必要だ。着用しているととても暑く、砲手の視界が狭くなるという問題があるという。

[米軍で使われている対爆スーツである『MK5』(PDF) は、最大装備で44.7kgの重量がある(スーツ本体25kg、プレート15kg、ヘルメット4.7kg)。秒速555〜630メートルの爆風から着用者を保護することが出来、身体に受けるダメージは無着用の場合と比較して100分の1以下まで軽減されるというが、両手は作業のために露出しているので指を失うことになりやすい。

頭部は完全な気密構造になっており、呼吸するための空気は、フィルターを通した換気装置で供給される。スーツにはこの換気装置のためのバッテリーが内蔵されており、5時間程度の連続動作が可能。気密構造になっているのは、呼吸穴から衝撃波が進入しないようにするためと、爆発すると大量の一酸化炭素や一酸化窒素が発生するため、中毒しないための措置でもある。

近年では、テロ対策から民間需要が激増し、売り上げが急激に伸ており、安価な中国製品も出回っている。

なお、映画の公式サイトによると、イラクの爆発処理班の死亡率は、他部隊と比べて5倍高い。適性検査を通った者を6カ月の訓練を経て配置するが、訓練後の合格者は4割にすぎない。爆発物の秒速は820メートル。タイトルは米軍の隠語で「苦痛の極限地帯」「棺桶」を意味する。以下の動画はトレーラー]



パレスチナ情勢:ダマスカスのファタハ・ハマース会合
2010年03月22日付 al-Hayat紙

■ ファタハとハマース代表団がワーキング・ランチ、ダマスカスのアブー・マルズーク邸で

2010年03月22日付アル・ハヤート紙(イギリス)HPアラブ情勢面

【イブラーヒーム・ハミーディー:ダマスカス】

ダマスカスのパレスチナ関係筋が本紙に明らかにしたところによれば、先週金曜、ハマース政治局副局長ムーサー・アブー・マルズーク邸で、ハマースとファタハの両代表団が昼食の席を囲んだ「非公式会合」をもち、両派和解について協議した。これと並行しハマース政治局長ハーリド・マシュアルはアラブ諸国歴訪を実施、和解のためのエジプト案へと、薄れかけてきた世間の関心を引き戻したい意向である。

同筋によれば、ファタハ中央委員会のアッザーム・アル=アフマドが先週金曜アブー・マルズークに連絡し、先立つ数ヶ月間に「繰り返された対話を経て友人となったと思われる人々の訪問」についてのアレンジを行った。マルズークが自宅での昼食へ招待するに至ったのは、その場に政治局員イッザト・アッラシャク、イマード・アル=イルミーらに加え、ファタハ駐シリア代表サミール・アッリファーイーもいたからだとされる。また、今回のダマスカス訪問に際しアッザームに随行したサフル・ビッシースは、これまで会合に出席したことがなかった点も注目される。

「非公式会合」では、パレスチナ情勢、入植政策による交渉の停滞、アラブ・パレスチナが共同歩調をとるための方途などに加え、ファタハ・ハマース間の和解問題が話し合われたものとみられる。

本紙が得た情報によれば、和解を進めるべくマシュアルは、過去2日間アラブ大国を訪問しており、きたる数日の間に他の複数のアラブ諸国を訪問の予定である。今月27から29日リビアで行われるアラブ・サミットの前に署名を行う可能性を探る模様。パレスチナ関係筋によれば、ハマース内部での協議、ならびにハマースとアラブ・イスラーム諸国との協議により、エジプト案に留保を付すとのハマースの姿勢は柔軟になった。ハマースがアラブ諸国に対して出した新提案によれば、彼らは、PLO諸機関が再び選出され滞りなく機能するまでの暫定的指導機関でありたいとしている。また、和解合意事項を実施するための最高治安委員会と選挙委員会をアッバース大統領が形成し、西岸、ガザで治安組織が「再建」されることを希望している。

ハマースはもはやエジプト案に修正事項を挿入することに固執していない。ただ、本文と「不可分な」注意事項を付し、和解合意の関係方面と和解を擁護し保証する方面が署名することを提案している。

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原油投資詐欺で日本当局から身柄を追われていた日本人男を逮捕
永野容疑者

 各報道によると、警察当局は22日、日本大使館からの協力要請に基づき広島県警が出資法違反容疑で指名手配していた永野衛容疑者(64)をバンコク都内スクムビット・ソイ39のマンション「ロイヤル・キャッスル」で逮捕した。近く日本側に身柄を引き渡す方針。調べによると、永野容疑者は石油採掘事業への架空の投資話で投資家から数十億円を集め、3年前からタイに潜伏していたとみられる。

 調べによると、日本とインドネシア国内にある原油関連企業の役員である男は、高率の配当を約束すると言って騙して原油関連事業への投資を呼びかけ約55億円(報道まま)の現金を詐取した上でタイ国内に逃走していた。

 警察側は、日本との間で締結されている犯罪人引渡条約に基づき男の身柄の送還に向けた調整を進めると共に、タイ人名義のタイ国内銀行口座に3億円が日本から送金されているなど、不正に日本から送金されていた疑いがあると見て男が関係するタイ国内の銀行口座関連の捜査を開始した。

此の人の事務所昔は熊本の水前寺駅の先にあったんだよなタイにいたとは


脱北者のタイ密入国に新ルート? 東北で16人逮捕

タイ字紙サイアムラットなどによると、22日早朝、タイ東北部ノンカイ県のメコン川の川岸で、対岸のラオスから船で渡って来た脱北者とみられる男女16人がタイ警察に不法入国容疑で逮捕された。タイ警察は密入国者が来るという内部情報を得て現場付近で警戒していた。脱北者がノンカイ県で逮捕されたのは初めて。

 タイを目指す脱北者の多くはこれまで、北朝鮮から中国、ラオスを経由し、メコン川を渡ってタイ北部チェンライ県に入り、不法入国で逮捕・拘留された後、韓国などへ出国するというルートをとっていた。タイ警察はチェンライで取り締まりが強化されたため、上陸場所をノンカイに変更したとみている。


韓国人との結婚を禁止、人身売買対策


カンボジア政府が、カンボジア国民と韓国民との結婚を今月から禁じる命令を発し、韓国大使館に通知していたことがわかった。外務省のクイ=クオン報道官が今日19日発表した。

昨年9月、結婚斡旋を目的に地方のカンボジア女性25名を都会へ連れ出して韓国男性1人と見合いさせた業者が今月、実刑10年の判決を言い渡されたことを受けての措置とみられる。

カンボジアでは2007年から2008年にかけて、貧しい女性や教育を受けられなかった女性を対象に韓国人男性との国際結婚を仲介する事例が爆発的に増加し、韓国へ連れて行かれたカンボジア人花嫁が悲惨な境遇に陥り、売春を強要されたりする事例が急増したことが国際移住機関(IOM)のレポートで明かされたことを受け、2008年4月に全面的な国際結婚禁止令が発令された経緯がある。これは韓国人のみならず、あらゆる国籍の外国人がカンボジア人と結婚することを禁じたもので、多くのカップルがその影響を被ったが、その後、韓国人への審査を厳重化することを条件に、この禁止令は廃止されていた。

今回の禁止令はこの時とは異なり、韓国人だけを明示的に結婚禁止対象に指定したものとなっている。相手国籍を指定しての結婚禁止令は国際的にも珍しく、韓国への人身売買に関するカンボジア政府の問題意識の大きさを印象付けた恰好だ。

韓国の聯合ニュースが今日19日報じたところによれば、韓国大使館関係者は「日本などの外国大使館に照会してみたところ、今回の措置が韓国に対してだけ行われたものであると確認された」と述べるとともに、「『コリアンドリーム』を抱いて韓国行きを望むカンボジア人は多い。人身売買とは関係ない」としてカンボジア政府の理解を求めていきたい考えを明らかにした。

韓国人男性と結婚したカンボジア女性の人数は、2008年の551人から2009年には1,372人に激増している。韓国のMTニュースが今日19日報じたところによれば、韓国人との結婚はカンボジア人の国際結婚の60パーセントを占める。


マレーシアグランプリが近づいている

4月2日から4日にかけて開催される F1 マレーシアグランプリに絡めて、クアラルンプールではいろんなイベントが計画されています。

KL グランプリ シティーフェスティバル
第8回クラシックカー展示ショー 3月27日。 いろんなモデルのクラシックカーが出展される
Petronas ピット模擬 3月27日から4月4日まで。 シュミレーターに挑戦、ゴーカート体験、mercedes クラシックカーなど
Petronas F1 路上デモ 3月31日。 Petronas チームのドライバーが実際に路上を走行
Stylo ファッションショー クアラルンプールのいくつかの場所で開催。 

マレーシアチームである Lotus レーシング が新レースカーを公開 3月30日、  Pavilion KLにて。
Petronas が主スポンサーである Mercedes Benz のF1パーティー  4月3日夜 Jalan Binjaiにて。

歌手 Lionel Richie ライブコンサート 4月2日夜 KL 会議場にて
2010年 マレーシアグランプリコンサート 4月4日 夜 Sepang国際サーキットにて

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