2010年5月26日水曜日

夜間外出禁止令の延長

タイ在留邦人の皆様へ

      大使館からのお知らせ
                    緊急一斉メール

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バンコク都及び23県に対する夜間外出禁止令の延長
(2010年5月25日現在)

1.タイ政府は、25日(火)閣議の場において、夜間外出禁止令の対象期間を
以下のとおり、28日(金)深夜まで延長することを決定しました(但し、パタ
ヤ特別市の管轄区域は除外されています)。
つきましては、夜間外出禁止令が出ている時間帯の外出は厳に控え、止むを得な
い理由でどうしても外出される際は、必ず旅券等身分を証明するものを携行し、
軍及び警察等に提示を求められた際は、速やかに見せられるようにして下さい。
【対象期間】
25日(火)24時から、26日(水)午前4時
26日(水)24時から、27日(木)午前4時
27日(木)24時から、28日(金)午前4時
28日(金)24時から、29日(土)午前4時

【夜間外出禁止令対象都県】
バンコク都全域、ノンタブリー県全域、サムットプラカーン県全域、
パトゥムタニー県全域、ナコンパトム県全域、アユタヤ県全域、
チョンブリー県(パタヤ特別市を除く)、チェンマイ県全域、チェンライ県全域

ランパーン県全域、ナコンサワン県全域、ナーン県全域、コンケン県全域、
ウドンタニ県全域、チャイヤプーム県全域、ナコンラチャシーマー県全域、
シーサケート県全域、ウボンラチャタニ県全域、マハーサラカム県全域、
ロイエット県全域、ノンブアラムプー県全域、サコンナコン県全域、
ムクダハーン県全域、ガラシン県全域

2.タイ政府は、不法集会が集結し、治安当局による当該地域の安全確認が終了
したとして、24日(水)午前4時をもってラチャプラソン交差点付近の封鎖地
域の交通規制を解除するとの発表をしました。従いまして、未だ各所のチェック
・ポイントは残されておりますが、バンコク都内すべての道路の通行が可能とな
りましたので,お知らせ致します。

3.バンコク都及び23県に対する非常事態宣言は未だ解除されておりませんの
で、同都県に滞在している在留邦人、邦人旅行者については、報道等から情報の
入手に努め、不測の事態に巻き込まれないよう、注意して下さい。


(問い合わせ先)

○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人保護)
FAX :(66-2)207-8511

タクシン元首相にテロ容疑で逮捕状、ツイッター遮断も

タイの刑事裁判所は25日、汚職で実刑判決を受け国外逃亡中のタクシン元首相に対し、テロ容疑で逮捕状を出した。多数の死傷者を出した3―5月のタクシン派デモを資金援助しテロ行為を支援した疑いで、最高刑は死刑。

 タクシン氏はミニブログのツイッターで容疑を否定し、「多くの赤シャツの兄弟(タクシン派)を殺害しておいて、私に逮捕状を出すとは、恥ずかしくないのか」などとタイ政府に怒りをぶつけた。政府はツイッターを含むタクシン氏、タクシン派のウェブサイトの遮断を試みているが、全面的には成功していない。

 3月上旬から5月19日まで続いたバンコクでのタクシン派反政府デモでは兵士8人を含む90人近くが死亡、2000人近くが負傷した。20日以降、バンコクの治安は改善しているが、地方では23日から24日にかけ、東北部ヤソートン県、中部アントン県、北部スコータイ県などで政争絡みと見られる放火があった。

 政府は25日、19日にタクシン派が県庁を焼き討ちにするなどしたコンケン、ウドンタニ、ムクダハン、ウボンラチャタニの4県の知事を職務怠慢で内務省付に左遷。バンコク都など1都23県で夜間外出禁止令を29日朝まで延長し、タクシン派退治に本腰を入れている。ただ、連立政権の重鎮であるバンハーン元首相が6月にも政治混乱が再発する恐れがあると警告するなど、情勢は依然として流動的だ。

 タクシン派・民主派と反タクシン派・王党派の抗争はタイ社会を2つに割り、家族が「赤(タクシン派)」と「黄(王党派)」に分かれ対立するケースもあるなど、深刻な事態になっている。両派はそれぞれ独自のケーブルテレビ局、新聞などを持ち、ツイッターや交流サイト(SNS)のフェイスブックなどで自派の結束を固めている。既存のテレビ、新聞はどちらかにつくか、不敬罪により表面的な報道にとどまり、両派の和解は困難な情勢だ。


マレー鉄道の終着駅を国境近くに移転、シンガポール

シンガポール南部にあるマレー鉄道の終着駅が、2011年7月までにマレーシア国境近くの北部に移転されることが24日決まった。同鉄道はシンガポールがマレーシアから独立した1965年以降も、マレーシアがシンガポール領内の駅や線路の用地を保有している。外国の鉄道が自国領を縦断する状態であるため、シンガポール側が駅の移転を強く求めていた。

 リー・シェンロン首相がシンガポールを訪れたマレーシアのナジブ首相と合意した。マレーシア側は駅とともに入国管理事務所や税関、検疫所も移転する。両政府は鉄道施設の跡地を共同開発するため、年末までに合弁会社を設立する。出資比率はマレーシア側が6割になる見通しだ。

 マレー鉄道を巡る問題は両国間の最大の懸案の一つ。両国は01年に終着駅の北部移転で基本合意したものの実現していなかった。
 タンジョンパガー駅には、シンガポール領内でありながら、駅構内にマレーシアのイミグレーションがあり、両国の出入国審査の順序が逆転していたため、国家主権上も問題が指摘されていた。



『Apple TV』を霞ませる、Logitech『Google TV』ボックス


『Android』ベースの大画面向け新OS『Google TV』を採用した新しいセットトップボックスが、スイスのLogitech社から発売される。正式な製品名はまだ決まっておらず、「Google TVコンパニオン・ボックス」と呼ばれている。

サイズが『Apple TV』くらいのブラックの滑らかな筐体で、1.2GHzの『Atom』プロセッサー、4GBのメモリ、802.11nのWi-Fi機能、HDMI出力ポート2基、ドルビー5.1chサラウンドサウンド、そしてUSBポート2基を搭載している。ウェブカメラを接続すると、720pの高画質でビデオチャットが可能だ。

発売は2010年秋の予定で、最初は米国のみで販売される。手持ちのテレビに接続すれば、ケーブル放送、衛星放送、および対応したデジタル・ビデオレコーダー(DVR)からのコンテンツを集約することができる。つまり、インターネット全体に加えて、自分や家族が持っている動画も「ググって」、どこからの番組であろうと視聴できるわけだ。

さらにリモコンまでもが素晴らしい。おきまりの無線コントローラーはもちろんあるが、手持ちの『iPhone』や『Android』携帯電話にアプリをインストールすると、キーボードやタッチスクリーンDパッドを利用できる。このアプリを入れた携帯電話からは、Logitech社のこのボックスばかりでなく、対応する他のテレビやセットトップボックスも操作できる。

Google TVの隣に並ぶと、Apple TVは「ホビー」製品として見劣りし始め、さらには米Apple社にとって恥ずべきもののようにまで思えてくる。ビデオコンテンツは、量がものをいう世界だ。Apple TVはたしかに『iTunes Store』からたいていの動画を入手できるとはいえ、『Chrome』ブラウザーを備えたGoogle TVは、動画が用意されたウェブ上のあらゆる場所からコンテンツを手に入れることができる。

Apple社の製品の中でいま最もこれに近いライバルは『iPad』になるだろう。もしかするとGoogle TVが刺激となって、Apple社はついにセットトップボックスをアップデートし、同様に便利なものを出してくるかもしれない。

Logitech社のプレスリリース

Engadgetの記事を参考にした。[以下は、Google TVを紹介する動画と、Logitech社セットトップボックスを紹介する動画]



WIRED NEWS 原文(English)

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