2010年6月11日金曜日
世界首位のEMS、中国工場の一部を台湾回帰示唆
【大紀元日本6月10日】世界最大のEMS(電子機器の受託生産サービス)企業である台湾「鴻海精密集団」は、8日に台北で開かれた株主総会で、従業員の自殺が続いた中国深センの工場「富士康」について、総裁の郭台銘氏は、職員の生活管理に関し、「社会的機能を政府に戻していく」との考えを示すと同時に、コスト増により中国工場の一部生産を台湾に移し、「無人工場」の構想などを株主に説明した。
深セン工場の従業員の連続自殺を受け、「富士康」は最近、従業員の給与を30%引き上げ、更に10月から最大67%アップすると公表した。
台湾系新聞「世界日報」の報道によると、今回の株主総会で郭台銘・総裁は、中国沿海地域の労働コストの上昇圧力は避けられないと示し、リスク分散のため、中国の工場を内陸の北西部に移行するほか、精密加工の一部を台湾に戻して、産業ロボットを使用する「無人工場」の構想を説明した。
また、同総裁は中国製造業全体の賃上げ傾向に、台湾資本を中国から逆流させるチャンスにさせるべきだと台湾政府に進言した。台湾の製造業の優勢を発揮して、台湾政府は経済貿易特別区を設立して、本土の企業に特別区の優遇を示すべきだと、同総裁は強調した。
台湾中央社通信の報道によると、郭台銘氏は昨年年末から、台湾台北県の土城市に無人工場設置の考えについて、経済部と協議してきた。
台湾経済部幹部の話では、中国大陸の賃上げの影響で、少なくとも3社の電子メーカーは台湾に戻る考えを示していると中央社が報道。
一方、フィナンシャルタイムズの報道によると、8日の株主会議で、郭総裁は、「(中国製造業)の構造改革は避けられない」と述べた。大幅な賃上げ政策について、他社に先駆けた対応を迫られたと説明、中国の賃上げを要求する環境について、「今日では当社は少しばかり急速に成長した」が、「その速度と激しさは一般の想像以上に大きい」と述べた。
約27万人が職住一体で暮らしている自己完結型の「富士康」工場の環境について、職住環境を分離する方法を検討、従業員宿舎を政府に売却し、「(工場の)社会的機能を政府に戻していく」との考えも会議で示した。
今回の中国工場での大幅賃上げによるコスト増について、香港で株式上場する「富士康国際」の陳偉良・総裁は、次の四半期での取引先との価格交渉で、最大限に吸収してもらう考えを示した。
安価な人件費で築いてきた中国の「世界の工場」としての地位が揺らぎ始めている。最近、ホンダ中国部品工場は従業員の賃上げストライキを受け、33%の基本給増給に同意した。それを受け、中国各地の外資系工場で、賃上げを求めるストが相次いで発生している。
タイ、カンボジアがまた交戦
【カンボジア、タイ】タイ字紙報道とカンボジア政府によると、8日朝、タイ東北部シーサケート県クンハーン郡のタイ、カンボジア国境で両国の兵士数十人が約10分間にわたり銃撃を交わした。タイ側に死傷者はないもよう。タイ軍は9日時点で、現場から報告がないとして状況説明を行っていない。
両国軍は2008年から今年にかけ、国境で度々武力衝突し、双方の兵士数人が死亡している。
タイとカンボジアの国境はカンボジアがフランスの植民地だった当時に線引きされ、タイ側には領土を奪われたという感情が根強い。2008年には国境係争地域にあるヒンドゥー寺院遺跡プレアビヒアがカンボジアの世界遺産として登録され、共同登録を主張していたタイが態度を硬化。同年末に発足したタイのアピシット政権はカンボジアのフン・セン首相を「やくざ者」と呼んだカシット元駐米大使を外相に起用したほか、プレアビヒアの世界遺産登録について、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に異議を申し立て、両国の関係は険悪化した。カンボジアは昨年、タイで汚職で懲役2年の実刑判決を受け国外逃亡中のタクシン元タイ首相を政府顧問に任命、タクシン氏が同年11月にカンボジアを訪れ、タイ、カンボジアの双方が大使を召還する事態に発展している
韓国警察、タイ人暴力組織21人を検挙
韓国警察当局はこのほど、同国首都圏の京畿道南部で合成麻薬(通称ヤーバー)を使用したり、タイ人住民に集団で暴力を加えたり、道路を暴走するなどの行為を繰り返ししていた暴力組織メンバー21人を検挙し、うち4人を逮捕した。朝鮮日報(電子版)が伝えた。
問題の組織は、通称「ケーンヤイ派」(タイ語で大規模ギャングの意味)と呼ばれ、刃渡りが長いナイフや野球のバットなどで武装し、集団暴力事件を相次いで起こしていた。
バンコクの区議選、タクシン派惨敗
バンコク都の全50区のうち14区で6日、区議会議員選挙が行われ、政権与党の民主党が改選前の3倍近い全105議席中79議席を獲得し圧勝した。タクシン元首相派の野党プアタイは26議席と惨敗した。投票総数は54・3万票、投票率は37・4%だった。
残る36区の区議会選は7月22日の任期満了から45日以内に行われる。
ミャンマー―中国ガスパイプライン着工
中国国有石油大手の中国石油天然気集団(CNPC)は4日、ミャンマーと中国を結ぶガスパイプラインの着工式が3日、ミャンマーで行われたと発表した。式典には2、3日にミャンマーを訪れた中国の温家宝首相、ミャンマー軍事政権のテイン・セイン首相らが出席した。
ガスパイプラインは全長793キロで、ミャンマーと中国雲南省を結ぶ。ミャンマーはアンダマン海の領海内で天然ガスを産出、主に隣国のタイに販売し、貴重な外貨獲得源となっている。
台湾の国父公園衛兵交代
久しぶりに台北の故宮博物館に行ってきました、ここへ行くと如何に日本の文化造形か優れているか、支那文化が大した事がないかが良く分かります(私が芸術、文化に見る目が無いのかもしれませんが)、台湾へ行くと何時も思う事ですが、あのまま台湾が日本領土であったならば如何に優れた街であったか、また人もそうですが本当に素晴らしい国であったであろうと思うのであります。
イラ!!フォルモサ
六氏先生の墓にも行ってまいりました
「六氏先生」
山口県、楫取道明 (38歳、吉田松陰の甥)
愛知県、関口長太郎 (37歳)
群馬県、中島長吉 (25歳)
東京都、桂金太郎 (27歳、東京府士族)
山口県、井原順之助 (23歳)
熊本県、平井数馬 (17歳)
芝山公園
MRT芝山駅から 徒歩で約15分
この人達のおかげなのでしょうかいまでも台湾の小学校は素晴らしい、日本の小学校も見習うべきなのでありますが、日教組支配が終わらないとどう仕様もありませんね。
高雄にもついでに行ってまいりました、なんと!!現在、台北から87分で行くんですね、日本の新幹線活躍しています、今後ベトナムでも活躍することでしょう。
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