タイ在留邦人の皆様へ
【大使館からのお知らせ】
緊急一斉メール
ウサマ・ビン・ラーディンの殺害に伴うテロ攻撃に関する注意喚起
(5月4日現在)
1.5月1日(現地時間)、オバマ米国大統領は演説で、米国の作戦により国際テロ組織アル・カーイダの指導者ウサマ・ビン・ラーディンをパキスタンで殺害、その遺体を確保した旨発表しました。
2.その一方で、米国は、最近のパキスタンにおける対テロ活動を受け、米国人・米国権益などに対する報復テロの可能性が懸念されることから、海外に渡航・滞在する全ての自国民に向け、注意を喚起する危険情報を発出しています。
3.つきましては、過去に欧米権益に対する攻撃が発生した地域、とりわけウサマ・ビン・ラーディンが殺害されたパキスタンをはじめとしてアル・カーイダ本体または関連組織が活動する地域において米国を中心に広く欧米権益がテロ攻撃を受ける可能性が懸念されるため、これらの地域への渡航を予定されている方及び滞在されている方は、現地の情勢に十分注意し、最新の治安関連情報を入手するよう努めてください。特に、テロの標的になりやすい多くの人が集まる場所(観光地、米国系有名ホテルやファースト・フード店を含む欧米関連施設、混雑するカフェやレストラン、ショッピング・センターやマーケット、カジノ、ディスコ、駅やバス・ターミナル等)、欧米の在外公館や政府関連施設(政府機関、軍・治安関連施設)にはできる限り近づかない、また、近づく場合であっても、短時間で効率的に用事を済ませ、常に周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら、速やかにその場を離れるなど安全確保に一層の注意を払ってください。また、不測の事態が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。
4.また、万一に備え、海外渡航前には家族や友人、職場の同僚等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくとともに、テロ事件等の不測の事態に遭遇した際には、現地の日本国大使館又は総領事館に速やかに連絡を取るようお願いします。
5.外務省では、「海外安全ホームページ」(http://www.anzen.mofa.go.jp/ ) において「スポット情報」、「危険情報」等を掲載し、世界各国・地域毎のテロ情勢や注意事項をお知らせしていますので、海外に渡航される方におか
れては、渡航前にこれら情報を参照してください(パキスタンの一部地域、アフガニスタン全土に危険情報「退避を勧告します。渡航は延期して下さい。」が発出されています)。
なお、爆弾事件・誘拐に関しては、以下も併せて御参照ください(パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に記載)。
(1)2010年6月3日付広域情報「爆弾テロ事件に関する注意喚起」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(3)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(4)パンフレット「海外における誘拐対策Q&A」
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
南部洪水被害復興に向けた救済行事開催に伴う注意喚起
(5月4日現在)
1.治安当局によれば、5月7日(土)夜から5月8日(日)早朝にかけ、僧侶(約1万2千人)が参加する「南部洪水被害(本年3月下旬発生)復興に向けた救済行事」が、バンコク都内ラチャプラソン交差点を中心として以下の予定で行われる模様です。
【南部洪水被害復興に向けた救済行事】
◎日 時 5月7日(土)午後10時~8日(日)午前9時30分
◎場 所 ラチャプラソン交差点からプラトゥーナム交差点までの間
(伊勢丹及びセントラルワールド前の通り)
◎人 数 約5万人が参集する可能性有り(僧侶1万2千人を含む)
◎参考事項 同行事開催に伴い、上記時間帯で開催場所であるラチャプラソン交差点からプラトゥーナム交差点までの間は、車両通行止めなどの交通規制が行われる。
2.つきましては、この行事の影響によりラチャプラソン交差点及びプラトゥーナム交差点周辺では交通渋滞が予想されることもあり、報道等から最新情報の入手に努めるとともに、行事開催場所では人の混雑も予想されることより、同所を訪問の際は、安全確保に十分注意を払ってください。
(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
FAX :(66-2)207-8511
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