2012年3月5日月曜日

最近のアジアのニュース

mizzima

Burmese election, human rights to influence lifting E.U. sanctions
制裁を解除するかどうかは補選の結果による、とビルマを訪問したEU代表団
4月の補欠選挙が自由かつ公正な選挙が行われることを願っている。

先にアウンサンスーチー氏も同じ様な事を言っていた、各国に制裁解除は選挙の結果次第で行われるように、これは一種の圧力ではなかろうか、国民や現政権に対しての圧力、またアウンサンスーチー氏の言い分を聞き入れるアメリカやEU、ビルマの半分以上が農村地帯である貧困に喘ぐ人達は経済を立て直して欲しい、少数民族地域では今もなお武力を背景に深刻な人権侵害が行われている、それは分かるしかし外国の勢力を背景にこんな圧力をかけていいものだろうか、間違いなく後々歪が来る。


the-diplomat

Malaysia’s Right Wing Problem
ペトロナスツインタワーの右側が傾いているという話ではなく
マレー右翼のはなしなのですね、そもそも右翼というう物は何処の国でも圧倒的な支持を得ているのが現状で、ロシアでもベルギーでもポーランドでも、アジアは其処もかしこも、支持を得ていないのは日本くらいなもんじゃないかな?本当日本は社会主義国なんだから。

新しく設立されたマレー系右翼NGO Perkasaはマレーの権利とイスラムを擁護の最前線にいる。ハッサン·アリの創設者によると、マレー人の権利、イスラムとマレー人のロイヤルティを保護するために設立されました。
昨年以来、キリスト教関連の慈善団体などのチャネルを通じてイスラム教徒を改宗させていたり(他の宗教へのイスラム教徒の改宗がマレーシアで禁止されています)していた。
この様な者達からイスラム教徒を守るために出来た団体ということですが、マレーシアには随分昔からプミプトラ政策があり、マレー人はかなり守られていたのでは?しかしそれも随分侵されているのでしょうね。

プミプトラ
イギリス植民地時代には、宗主国のイギリスによって中国やインドなどから外国人労働者が連れてこられたため、多民族社会化がさらに進んだ。イギリスから独立後、経済的に豊かな中国人と先住民であるマレー人の対立は進み、中国人によるシンガポールの建国(マレーシアからの分離独立)や5月13日事件に代表される民族対立が続いた。対立の原因が経済格差であったために、マレー人を経済的に優遇する国策が施行された。この一連の政策を総称して「ブミプトラ政策」という。

マレーシアタイ人もブミプトラである

ケダー州のタイ人コミュニティーの住むWat titi Akar と Wat Nanai を訪問したナジブ首相は語る、「マレーシアタイ人はブミプトラとして見なされていると言明したい、彼らは本当に認められており、ブミプトラ特権を享受できることを保証します。マレーシアタイ人はずっと国に忠誠でした、アブドゥルラーマン元首相はタイ人コミュニティーをブミプトラとして宣言しました、今日私はこれをあらためて表明します。」

とマレータイ人もプミプトラであると言っています。それはタイに住むよりマレーに住んだほうがいいけども、先祖伝来の土地は捨てられない、そこで民族闘争なのです。

と全然話が変わりましたが、ペトロナスの話ではないということです。



Democratic Voice of Burma
Work to resume on Death Railway: reports
これ復活させるの?
カンチャナブリの有名な戦場にかける橋泰緬鉄道、この橋修復では保たないでしょう、新しく作ったほうがいいのではないだろうか、確かにここを通って行けば、ヤンゴンまで早く行けるね、しかし今の両国の鉄道ではどうしようもない、JR西日本にお下がりを貰って、新幹線とまでは言わないが、日本の特急くらいで走ってもらったら凄く行きやすいんだけど


irrawaddyNews
http://www.irrawaddy.org/article.php?art_id=23131
民族紛争の解決を優先課題とする、とテインセイン大統領 パンロン協定にも言及
テインセイン大統領「民主化後戻りせず」 欧米との関係改善に意欲

テインセイン大統領「民主化後戻りせず」 欧米との関係改善に意欲,民主国家を築いていくための重要な課題として、大統領は「国内和平」と「市場経済の導入による国民生活水準の向上」の2点を挙げた。これからの若い者達は「銃ではなくパソコンを手にする時代が来た」


Democratic Voice of Burma

Democratic Voice of Burma (DVB)設立者20年ぶりにビルマを訪問
エイチャンナイン氏がビルマに到着、ほんの数ヶ月前までは考えられなかった、この様に亡命ジャーナリストたちが続々と帰国している。

Democratic Voice of Burma
Shan party eyes return to politics
2010年総選挙はボイコットしていた、シャン民族民主連盟(SNLD)、政党登録へ、我々に他の選択肢はなかったと

Suu Kyi's Campaign Trip in Myitkyina.

アウンサンスーチー氏がカチン州を訪問 5万人が集まる
「平和なしに発展はありえない」「パンロンの精神」と呼びかける、2日間で5万人が集まる、イラワジニュースが伝えた所によると元首相の娘ら2人が「民主党ミャンマー」から脱党、国民民主連盟(NLD)に参加を表明したと伝えた。

「パンロンの精神」というのは1947年アウンサウン将軍及びビルマ政府が初めてシャン州のバロンにてビルマ連邦への参加を少数民族グループと交わした協定、この時協定に参加したシャン州、カチン州、カレンニー州、チン州がビルマ連邦への参加(パンロン協定)に合意しました。この直後にアウンサウン将軍暗殺、ビルマ少数民族にとっては建国の理念とでもいいましょうか、物凄く心と耳に響きがいいのです。
またその時の合意で保障された「諸民族の自治権」とシャン州、カレンニー州に認められた「連邦離脱権」は、1962年以降、軍政を強いたネーウィン体制時代に剥奪され、シャン州へビルマ軍が侵攻しました。この辺が難しい問題で各エスニック・グループはビルマだとは思っていない、ビルマには135ものエスニック・グループがいると言われている、現在のビルマの4割はこの様な者たちで占められている。




Indonesia court orders militant Bashir to serve 15 years
ジェマイスラミアの精神的指導者アブ・バカル・バシル被告は高齢ということもあり一時は減刑を裁判所が支持していましたが、、15年の刑に服することになりそうです。この人インドネシア人ではないんだよね、ハドミラーでありインドネシア・ムジャヒディン評議会の指導者

8 件のコメント:

副長 さんのコメント...

クウェー川鉄橋に一度は行ってみたいものです。

子供の頃、「戦場にかける橋」を見て、ただカッコイイ映画だと思ってました。

しかし、現実を知って、犠牲者の数に圧倒した事を思い出しました。

Unknown さんのコメント...

是非来てください、見に行きましょう。
戦場にかける橋の音楽は絶対忘れませんよね、何故なのでしょうか、やっぱり強烈だったんでしょうね。
あの泰緬鉄道を復活させる動きが有っているようです、バンコクからおおよそビルマ国境まで250キロ位そこからヤンゴンまで約250キロから300キロ位です、何千キロも国境線が有る中でタイビルマ国境は5箇所しか開いていないと言うのに鉄道を通すなどほんのちょっと前までは考えられませんでしたよ、すごい進歩です。

副長 さんのコメント...

そうですねぇ。もう21世紀なんですからね。いい加減に歩み寄る事ですよ。

しかし、今の技術を持ってもダムに沈んだ部分や、ビルマ側の工事は難航するでしょうね。

Unknown さんのコメント...

この鉄道の延長線上ヤンゴンから北へ24キロほど言った所に、ビルマ政府の意向で日本政府が5000億円をかけてスマートシテイーを作るそうです、1週間ほど前の産經新聞に載っていました、何かこの鉄道と関係がるような気もします。関係が有った所で我々には何の恩恵も有りませんけど

副長 さんのコメント...

今の日本に、5000億出す余裕あるんですかねぇ?

震災復興の予算も出てないのに、出したら日本で暴動起こりますよ(笑。

Unknown さんのコメント...

開発の規模は1兆円規模で民間と開発銀行などから半分日本政府が半分程度出すらしいですよ。日本の自動車産業が何らか関わっているのは間違いないでしょうね、またここ一年ほどは日本の中古車オークション会場もビルマ人景気に湧いていたらしいですよ、10年落ちのマーク2を100万とかで落としていたらしいですよ。
何か有りそうなんですけどね

副長 さんのコメント...

調べたんだけど、ニュースが見つけられません。

Unknown さんのコメント...

ミャンマーに最先端スマートシティ 日本政府が全面協力、インフラ輸出促進
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120229/asi12022900590001-n1.htm

ミャンマーの不動産高騰、早くもバブルの兆し
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/asia/547754/

ここのすぐ近くにやはり開発中のダウエイ港とうい所がありますが、4月1日の選挙でアウンサンスーチー氏が立候補を決めている選挙区です、タイの建設業トップのイタリアンタイと言う会社が開発しているのですが、ここは港と石炭火力などを作っていたのですが電力の殆どをタイに送るということで、ビルマに何の恩恵もないということでアウンサウンスーチー氏が異議を唱え、現在開発がストップしています、資金面でも多少問題があったんでしょうけど、選挙が終わったら制裁解除をするような動きですし、1月にマンダレーに行った時は観光客も多いし以前のビルマとは大分変わっていました、今年はビルマが盛り上がるんでしょうね。