震洋特攻隊
二次大戦中の「震洋特攻隊」基地、新北市で発見
(台北 24日 中央社)中華民国の最高監察機関・監察院が23日、台北の近郊・関渡に二次大戦中の旧日本海軍の「震洋特攻隊」基地があったことを確認、新北市政府に「史跡保存」を要請している。台湾紙「中国時報」が24日付けで報じた。
監察委員3名が2010年に離島の澎湖で日本軍が残した弾薬庫を調べた際、意外に「震洋特攻隊」基地の遺跡を発見し、今まで澎湖の西嶼と望安、高雄の左営、屏東の車城と合計4か所が確定されたが、新たに淡水の近くにある関渡にも基地の遺跡が発見された。
調査をした李炳南委員は23日、媽祖を祀る「関渡宮」の左後方向の麓で、「震洋特攻艇」の格納壕3カ所が発見されたことを明らかにし、新北市当局に遺跡の再建と保存を要請すると述べた。
「震洋特攻隊」は日本が敗戦1年前の1944年に編成された。特攻艇は長さ5メートル、幅1.2メートル、自動車用のエンジンを使用、250キロ爆弾を積むスピードボートで、一人で操縦、時速25ノットでアメリカの戦艦に体当たり、撃沈するのが目的だった。
しかし、「震洋特攻隊」は編成後、訓練は実施されたが、実戦に参加する前、日本が1945年(昭和20年)8月15日に無条件降伏し、幻の特攻攻撃となった。
中央社日本語版 Taiwan Today 2012/06/24
3 件のコメント:
この写真は、いつの?
写真は自分の著作物じゃないのでわかりませんが、横に写っているのが日本兵ならば、44年か45年のものじゃないでしょうか?
だよね? こんな綺麗な状態で発見されたのかと思った。
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