2012年7月29日日曜日

活発なタイ深南部


タイ深南部パタニ県メヨー地区で、土曜日朝710分ごろパトロール中であった6人の兵士を2台のピックアップトラックに武装した何者か16名が、爆弾等で襲撃し4名が死亡した。

ラマダンに入って之で4度目で、20日スンガイコロクで町に爆弾を積んだトラックが突っ込み大破、25日にはヤラー県で警官5名を殺害など。

通常この時期は鳴りを潜めるのであるが私が推測したところ、警官5名殺害は間違いなく麻薬利権争いである、今回のパタニの件は動画を見てみると武装グループはかなり訓練されている、イスラムグループで有ればムジャヒデインであるが、しかし麻薬にかかわっているグループもいるので、全て聖戦とは言い切れない。

物取りをしているのでムジャヒディンではないと思う、この地区のイスラム評議会は早々に声明を出しムスリムではないことを強調している。


Ambush in South kills four soldiers

Five anti-drug officers killed in Yala car bomb


パキスタンタリバン運動がビルマを攻撃か
 
ビルマ西部ラカイン州で起きている犯罪について、パキスタンタリバン運動のスポークスマンが木曜日次のように発表した。
イスラム教徒のロヒンギャに対する犯罪の復習としてビルマを攻撃する。

またスポークスマンはパキスタン政府に、ビルマ政府と全ての関係を停止しイスラマバードの大使館を閉鎖することを要求している、さもなければビルマだけではなく、パキスタン国内にいるビルマの庇護者にも攻撃が及ぶであろうと伝えた。


Taliban threatens Myanmar to take revenge of Burma Muslims

 以前私もこの地区に行った事がありますが、双方ともいがみ合い状態なのである。
 
確かにラカイン人にも問題があるミャンマー国内でもこんなことわざがある、

「森でラカイン人とコブラに出会ったら、先ずラカイン人を打て」

とこんな風に、尚且つミャンマーではロヒンギャは鼻摘み者になっている、其処に宗教対立と国境麻薬利権等が介在するので、かなり難しい問題となる。アウンサウンスーチーが木曜日の国会で始めてミャンマー国内のエスニックマイノリティーに付いて言及したが、その程度で解決する問題ではない、実際ミャンマー政府からしたら、その地域に蓋をして爆弾でも仕掛けて吹っ飛んで無くなって貰いたい様な問題なのである。

それよりも何よりもタリバン運動は東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)で起こっているジェイノサイドは目を瞑っているつもりなのか、何よりもムスリム同胞が断罪しなければならないのは中共の蛮行ではないか。


  

0 件のコメント: