2007年11月11日日曜日

牛肉は止められてもタバコは止められない


シヴァ一家

皆さんシヴァ一家は、ご存知だろうか 

昔、ターラカというアスラ(悪魔)が苦行により強大な力を持ったときがあった。ターラカはブラフマーから「シヴァの息子以外には殺されない」という身体 を約束された。この頃のシヴァは、サティーを失ったばかりで苦行生活に入っており、当分再婚する気配がなかったからだ。世界はターラカによって征服され、 神々はターラカの命令に従わなくてはならなくなっていた。

 そこで神々はシヴァを再婚させるためにサティーの生まれ変わりを出現させた。それがパールヴァティーだった。パールヴァティーはヒマーラヤの神ヒマ ヴァット(パールヴァタ)とメーナーの娘として生まれた。まず神々はシヴァの瞑想を止めさせるために、愛の神カーマ、カーマの妻で性欲の女神ラティー、春 風の神ヴァサンタをシヴァのところへ遣わした。

 そのときちょうどシヴァは真冬の山の中で瞑想をしていた。ところがカーマ、ラティー、ヴァサンタが近付くと、木々には葉っぱが青々と茂り、花々が咲き乱 れ、全ての自然が愛を求め始めた。カーマは花で飾られた矢をシヴァに向けて放った。矢はシヴァに命中し、シヴァの心に欲望が生じた。しかし、瞑想を邪魔さ れたシヴァは怒り、第三の眼から光線を発してカーマを焼き殺してしまった。

 パールヴァティーは父親のヒマヴァットと共に瞑想するシヴァの元を訪れ、花と果物を捧げた。シヴァはパールヴァティーに魅了されてしまったが、黙って瞑 想を続けいていた。ヒマヴァットはシヴァに「毎日供え物を捧げに来てもよろしいでしょうか」と頼んだ。しかしシヴァは拒否して答えた。「来るのだったら一 人で来なさい。苦行者に女は必要ない」。それを聞いたパールヴァティーは反論した。「シヴァ様、苦行のときに使われる力を含め、全ての力は女性原理(プラ クリッティ)によって維持されます。あなたは女性なしには存在できないでしょう。」シヴァはパールヴァティーの聡明さに感服しながらも答えた。「私は苦行 によって女性原理をもコントロールし、破壊することができる。」パールヴァティーは再び反論する。「もしあなたが女性原理よりも偉大ならば、なぜ私を恐れ るのでしょうか?」パールヴァティーに説き伏せられたシヴァはパールヴァティーに求婚し、二人は結婚することになった

その後

パールヴァティーが身体を洗って、その身体の汚れを集めて人形を作り命を吹き込んで自分の子供を生んだ。その子供がガネーシャ、 パールヴァティーの命令で、ガネーシャが浴室の見張りをしている際に、シヴァが帰還した。ガネーシャはそれを父、あるいは偉大な神シヴァとは知らず、入室 を拒んだ。シヴァは激怒しガネーシャの首を切り落とし遠くへ投げ捨てることになる。

パールヴァティーに会い、それが自分の子供だと知ったシヴァは、投げ捨てたガネーシャの頭を探しに西に向かって旅に出かけるが、見つけることができ なかった。そこで旅の最初に出会った象の首を切り落として持ち帰り、ガネーシャの頭として取り付け復活させた。これが、ガネーシャが象の頭を持っている所 以とされる。

シヴァ

ヴェーダ神話に登場する暴風雨神ルドラを前身とし、リグ・ヴェーダでは、「シヴァ」はルドラの別名として現われている。暴風雨は、破壊的な風水害ももたらすが、同時に土地に水をもたらして植物を育てるという二面性がある。このような災いと恩恵を共にもたらす性格は、後のシヴァにも受け継がれている。

ヒンドゥー教の三神一体(トリムールティ)論では、3つの重要な神の1人として扱われ、世界の寿命が尽きた時、世界を破壊して次の世界創造に備える役目をしている。

シヴァの妻はパールヴァティーで、その間の子供がガネーシャ歓喜天)である。軍神スカンダ韋駄天)は、シヴァの精をアグニガンガーに媒介させてもうけた子である。

また、シヴァ神の乗物はナンディンと呼ばれるで、ナンディンも神として崇拝されている。通常、シヴァの寺院の前にはナンディンが祭られている。

日本では神道大国主の「大国」が「ダイコク」とも読める事から同一視され、七福神1人として、シヴァの名前を使っていないが日本ではなじみ深い神である。 ピナーカを保持していることから「ピナーカパーニ」(ピナーカを持ちし者)と言う呼び名も持つ。

 

パールヴァティー(ウマデーヴィー)

シヴァの神妃(デーヴィー)の一人。シヴァの最初の妻、サティーの生まれ変わりだといわれる。その名は「山に住む女神」の意。カーリダーサは『王子の誕生』の中で、彼女の美しさを賞賛している。全ての美の象徴ともいえる女神

ガネーシャ

ヒンドゥー教の体系の中では、シヴァパールヴァティーの間に生まれた子供である。しかし、これはシヴァ系の宗教が独立したガネーシャ系の宗教を取り込んだ際の解釈だと思われる。現在でもガネーシャはシヴァ系のヒンドゥー教の一部である

日本の仏教では、歓喜天(聖天)と呼ばれ(ほとけ)のひとりとして含まれてい

仏教国や、又スリランカやタイ以西の国の子供達はこの物語は、殆ど皆知っている、何故日本に余り伝わってないのだろうか、勿論知っている方はいるでしょうが

恐らく、仏教も中国あたりで捻じ曲がって伝わっていったのだろうな

シヴァ一家を信仰する者として、、牛肉など食べられる訳が無いのだが、牛肉を食べなくなって約10年近く経つが今では食べようとも思わないが、タバコも止めたらこんな風になるのだろうな、しかしながらタバコは一向に止められない

昨晩からユーチューブに繋がらない、もしや、、、、、



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