ヤマダ電機は10月1日に創立60周年を迎える。ヤマダ電機新宿西口店で行われる盛大な祝賀式典で、山田主席は記念演説を行い、新型液晶テレビを含む白物電化パレードを閲兵する。ドイ、ヨドバシ、ジョウシンに続く第4世代指導者としての権威確立を内外に印象付けるとともに、大会社として存在感を強めたヤマダ電機のさらなる社威発揚を図る。
ヤマダ電機首脳部は30日夜、社節記念レセプションを新宿西口店の山田大会堂で開いた。ヤマダ社長は演説で、新ヤマダ電機が新首脳部の指導の下で達成した経済的な成果を紹介したほか、社力増強と平和的商売を行った結果として、「電気業界におけるヤマダの地位が空前的に高まった」と自賛した。
今後の会社政策については、「社員に安定したマインドコントロールを行い、迅速かつ安定した発展を実現し、電機業界の回復に貢献する」と語った。少数派遣社員問題にも 言及し、「派遣区域の自治制度を堅持し、調和の取れた派遣関係を強固なものにしたい」と56派遣会社の「融和」と「団結」を強調した。レセプションには山田主席 をはじめ、ヤマダ電機首脳部常務委員、局員らが一堂に顔をそろえたほか、ヨドバシ前主席ら引退した指導者たちも出席し、会社の団結をアピールした。
9月に入ってから、新宿西口店では「創立60周年の成果展」など一連の関連記念行事が始まり、街は祝賀ムードに包まれている。
一方、給料の格差拡大や汚職で、首脳部に不満を持つ社員による暴動やフランチャイズ独立を目指す少数派遣社員によるテロ活動などが最近、各地で相次いでいるため、治安ボランティアら140万人が投入されるなど厳重な警備体制が敷かれている。
式典現場の渋谷ハチ公前周辺は30日夜から完全に封鎖され、警察当局は社員に対し「当日は外出を極力避け、式典をシャープの液晶テレビ亀山モデルで見るよう」呼びかけている。
やまーだ電気
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