2010年8月28日土曜日

大使館からのお知らせ

バンコク都内での爆弾事件発生に伴う注意喚起
(2010年8月27日現在)

1.8月26日(木)深夜、バンコク都内の繁華街付近で爆弾事件が発生し、邦
人に被害は無いものの負傷者が1名出ています。また、7月25日及び30日にも
同様の爆弾事件が発生しています。

2.タイ警備当局は、8月29日(日)午前8時から午後3時までの間、バンコ
ク都内全区で都議会議員選挙の投票が学校、寺院等で行われることから、選挙時
に行われる飲酒規制等の通常の取り締まりに加え、爆弾事件が発生したこともあ
り、不測の事態に備え、警備体制を強化するとしています。

3.つきましては、バンコク都内は非常事態宣言が継続発令中でもあり、報道等
から最新の治安情勢を入手し、不測の事態に巻き込まれないよう十分な注意を払
ってください。

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
 電話:(66-2)207-8502、696-3002(邦人援護)
 FAX :(66-2)207-8511

○緊急電話(休日、夜間(17:45~08:30)のみ受付)
 電話:(66-81)846-8265/(66-81)809-6074



キングパワー爆破、M79が使用された可能性が濃厚に
 各報道によると、26日23:00過ぎにキングパワー前で爆発が発生し、警備員1人が重傷を負った事件に絡んで首都圏警察本部第一分署は27日昼前までに、犯行にM79が使用されていた可能性が濃厚になったことを明らかにした。

 パヤータイ交差点(報道によりサヤーム・シティー前)から発射機を使用してM79が撃ち込まれたと見て捜査を展開しているという。

 一方、事件の背後関係に関しては、政治情勢が絡んでいるとみて捜査を行っていることを認めたが、キングパワー前を初めとするバンコク各所で発生している爆破事件と同一グループによる犯行の可能性に関しては確認を避けた。

非常事態対策本部、キングパワー爆破の背景に29日のバンコク地方選

 各報道によると、非常事態対策本部本部長を兼務するステープ副首相は27日、前日23:00過ぎに発生したキングパワー前爆破に絡んで、29日に行われるバンコク行政評議会議員及び区議会議員選挙が爆破の背景に関係していると見て警察側が捜査を進めていることを明らかにした。

 また、爆破現場周辺に設置された監視カメラが機能していなかったり、実行犯特定に結びつく映像を記録していなかったことを受け、関係機関に対してバンコク全域に設置されている監視カメラの設置場所の見直しや改善を命じると共に29日のバンコク行政評議会議員及び区議会議員選挙まで緊密に情勢を監視するようウィチヤン次期国家警察本部長候補に命じたことを明らかにした。

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