イラワジニュースが伝えたことによる今夜8日夜から9日未明、ビルマ政府軍の大規模な掃討作戦がる模様で、カレン民族解放軍、カレン民族同盟はこれに備え必要に応じてカレン仏教徒軍への支援を提供すると伝えた、又アウンサンスーチーは13日には解放されないだろうと伝えている。
カンジャナブリ国境でも戦闘 親ミャンマー軍政組織が反乱か
8日、ミャンマー東部のミャワディーで少数民族カレン族の武装組織とミャンマー軍が戦闘を始め、双方に死傷者が出ているもようだ。戦闘地域に隣接するタイ北西部ターク県メーソート郡では同日朝、タイとミャンマーを結ぶ友好橋近くにミャンマー側からロケット砲4発が撃ち込まれ、このうち1発が爆発し、タイ人5人、ミャンマー人5人の計10人が負傷、イヌ1頭が死亡、自動車1台が破損した。
メーソート郡のキティサック郡長はニュースクリップの電話取材に対し、「午後に入ってもミャンマー側から散発的に銃声、砲声がしている。これまでにミャンマーから約2000人がタイ領に避難し、ターク県知事が戦闘地域近くの住民に避難勧告を出した」と話した。
タイのテレビ報道によると、ターク県知事は7日にミャワディーで不法入国容疑で拘束されたAPF通信社の山路徹代表の解放をミャンマー側に打診したが、これまでのところ返答はないという。
ミャンマー軍とカレン族の戦闘はメーソートから約300キロ南のタイ西部カンジャナブリ県の国境でもぼっ発し、8日、タイ領内に着弾したてき弾(小型砲弾)でタイ人1人がけがをした。ニュースクリップがカンジャナブリ県サンカラブリ郡の役場に電話取材したところ、戦闘を避けるため、ミャンマーからカレン族など約2000人がタイ領内に避難しているという。
今回の戦闘について、タイのテレビ、新聞は、ミャンマー軍政傘下のカレン族武装組織「デモクラティック・カレン・ブッディスト・アーミー(DKBA)」が待遇の引き下げを不満として反乱を起こしたと報じている。DKBAはキリスト教徒カレン族が中心の反軍政武装組織「カレン・ナショナル・ユニオン(KNU)」から離反して軍政側についた仏教徒カレン族の組織で、これまではミャンマー軍の同盟軍としてKNUの弾圧に当たっていた。KNUはDKBAの反乱を受け、DKBAとの共闘を検討しているという。
ミャンマーではビルマ族中心の軍事政権とカレン族など少数民族が過去60年にわたり武力闘争を続けている。軍政は7日、20年ぶりに総選挙を実施したが、民主化指導者のアウン・サン・スー・チーさんら政治犯の立候補を認めず、軍の政党による勝利が確実視されている。
ミャンマー軍、少数民族の反政府武装組織と衝突…掃討に着手か 1万人超、タイ側に避難
ミャンマーからの情報によると、同国東部カイン(カレン)州のミャワディで8日、ミャンマー国軍と少数民族カレン族の武装組織の一部が衝突、これまでに数十人が死傷し、1万数千人の避難民が出ているようだ。ミャンマー政府関係者は本紙に対し、今回の戦闘が反政府武装組織に対する政府軍の掃討作戦の一環であることを示唆した。今後、衝突が拡大すれば、他の少数民族の反政府武装組織も加わり、本格的な戦闘に発展する可能性がある。
ミャンマー軍政は今回の総選挙を前に、カイン州のカレン族やシャン州のワ族など少数民族の武装組織に対し、新たに国軍の下に組織する国境警備隊に入るよう指示し、事実上の武装解除を求めていた。
しかし、少数民族側は軍政側の要求を拒否。このため、軍政はカイン、シャン、カチンなど5州の多くの村での投票を取りやめるとともに、ロシア製のヘリ50機を導入したほか、部隊を増派していた。
反軍政メディア「イラワジ」によると、衝突は「民主カレン仏教徒軍(DKBA)」の第5団と国軍の間で、8日朝から本格化した。同団はDKBA指導部の方針に従わず、軍政による武装解除命令を拒否していた。同団の指揮官は「国軍が先に銃撃してきた」としている。
これまでに民間人ら7人が死亡し20人以上が負傷したという。ミャワディの住民は町から避難するよう指示され、1万数千人がタイ側に逃れたという。タイ側の国境の町、メソトでは、取材中のフジテレビのタイ人女性スタッフと運転手が砲弾の破片で軽傷を負った。
少数民族側は、新政府が発足する前に、国軍が武装組織の掃討作戦に踏み切ることを警戒し、各民族間で同盟を組むことで合意したとされる。衝突がこのまま続けば、カレン以外の民族も巻き込み、東北部一帯に戦闘が拡大する可能性がある。
すでに「カレン民族同盟(KNU)」と、傘下の「カレン民族解放戦線(KNLA)」は戦闘態勢に入っている。
一方、7日の投票を受けて野党、国民民主勢力(NDF)幹部のキン・マウン・スエ氏は8日、記者会見し、「開票などでの異常な行為について、選管から明確な説明がない限り、選挙結果を認めない」と述べた。同氏らによると、票の買収や有権者への脅迫だけでなく、開票途中で野党候補が大きくリードしていると開票作業が中止されたりするなどの事態が相次いでいるという。
ビルマ領ミャワディーからメーソートへ難民発生10000万人規模
ターク県メーソット
ミャンマー領ミャワディ平時はこんな感じんです。
この国境は数カ月前より閉鎖されているので恐らくミャワディーで不法入国容疑で拘束されたAPF通信社の山路徹代表 はこの川を渡って行ったのだろう、何処の国境でもそうだが、平時でもこの国境は悪の温床で、夜になると車だろうがなんだろうが川を行き来する当然許可など無い、夕方6時には橋が閉まるのだから。
ミャンマー領ミャワディ
平時でもミャンマー側からロヒンギャやイスラムの連中が不法に川を渡ってくる、ミャンマー側が如何にもイスラムを弾圧しているように見えるが、バングラディシュ国境では逆の事態になって仏教徒が弾圧されている事実を忘れてはならない。
タイ国境警備軍
最後にAPF通信社の山路徹代表ですがどうせ不法入国するのであれば此処から入国する必要はなかったと思うのですが。
少数民族のトライバル地域からの方が断然良かったなという感じです。
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