2010年11月17日水曜日

広州アジア大会、ルール逸脱の“愛国”行為横行

東京新聞

広州アジア大会で中国選手団や観客らによるルールを逸脱した“愛国”行為が横行し、他国の選手らが冷たい視線を投げかけている。大会幹部は開幕前「金メダル数にはこだわらない。ホスト国にふさわしい、温かいもてなしと大人の対応をする」と語っていたが…。

 十六日のセパタクロー男子団体予選、マレーシア対中国では、試合開始時間になっても審判団が現れなかった。大会関係者に聞くと「中国チームが主審を中国人に代えろと急に言いだしまして」。

 さすがに主審の変更は認められなかったが、線審二人は中国人で、ライン際のボールをことごとく中国に有利に判定。試合は中国の“工作”も実らずマレーシアが勝ったが、「勝つためには何でもありなのか」と関係者はため息をついた。

 十三日に全五種目があったダンススポーツでは、採点者の印象に残りやすく有利とされる最終演技者は、すべて中国チームだった。演技順は抽選で決めるが、五種目全部で中国が最終になる確率は七千七百七十六分の一。その結果、中国勢がすべての金メダルを獲得した。日本チーム関係者は苦笑いを浮かべるだけだった。

 応援もすさまじい。競泳会場の中国応援席には、使用禁止の太鼓が持ち込まれ、中国選手の登場のたびに大きな音で連打。持ち込んだ経緯を聞こうと、応援席に近づくと「日本人はあっちへ行け」。入場ゲートの安全検査員も知らんぷりだ。

 運営スタッフの公私混同も。卓球会場では、ボランティアが観客席の最前列に陣取り、頭の上で大きく手をたたき、「中国、頑張れ」と応援を統率。近くにいた国際大会の取材経験が豊富な外国人記者らは「ありえない」と首を横に振った。


日本男子敗れ1勝1敗に=アジア大会・セパタクロー

 セパタクローは17日、男女団体1次リーグが行われ、男子B組の日本はマレーシアに0-3で敗れ、1勝1敗となった。

 セパタクローは事実上の世界大会であるから、世界チャンピオンのマレーシアにいくらもがいても支那など勝てるはずがない、セパタクローもダンススポーツも観ていましたが、タイの解説者も少々呆れ気味に解説していたような気がしました。

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