アウンサウンスーチー女史の半生を描いた映画、リュックベンソン監督の映画『The Lady ひき裂かれた愛』が21日から日本で公開される。
映画だけの話であるが観る前にぜひ此方を観ておいていただきたい。
映画でもこのシーンは出てくるがリアル1988年のアウンサウンスーチー女史が始めて民衆の前に出てくるシーンである、スピーチはビルマ語なので分からないと思うのですが、話し方そっくりです、取り巻き似も注目していただきたい、ミンコーナイン氏や、ガンビラ師、それにコメディアンのザッガーナ氏そっくりである。
ボモージョ伝説
ビルマには一つの民間伝承がありました。それは「イギリスに滅ぼされたアラウン・バヤー王朝の最後の王子が自ら「王ボモージョ、雷帝」と名乗って、白馬に跨がり太陽を背にして東方からやってきて、ビルマを救出して我々を開放する。王ボモージョの稲妻の進撃の前に、イギリス軍はビルマから追放される」という伝承です。
当時南機関の鈴木大佐が自ら王ボモージョと名乗って、金色の王冠に純白のロンジーを着用し、白馬に跨がって陣頭に立ちました。これをビルマの
民衆が歓呼の声で迎えた歴史的なシーンが起きたのです。信仰に厚く伝承を重んずるビルマの民衆は「東方から王ボモージョ来る」との情報を信じて勇気を奮い
立たせました。沿道の民衆は随喜して歓迎して老人は沿道に飛び出して額ずいてこれを迎えました。
青年たちは雷帝の部下となることを望んで敢然として義勇軍
に参加しました。ために独立義勇軍の勢力は急激に膨らんで行ったのです。
植民地としての長い期間を経験した国々は、自分たちの夜明けというものを一途に信じています。
88年のアウンサウンスーチーのスピーチから24年NLDの政治参加は認められて選挙にも大勝したが、ミャンマーにはお金がないしかしグローバルの名の下に薄汚れた拝金主義に塗れたな政策が果たしてビルマの夜明けとなるのだろうか。
また昨年からの政治犯釈放などの政策はテインセイン大統領、現政府がやっているのであってアウンサウンスーチー氏が遣っているのではないと言う事は覚えておいてもらいたい。
4 件のコメント:
鈴木大佐の話は知らなかった。
マレーシアにもインドネシアにも同じような民間伝承あったらしいですが、どれも似てるんですよね、津川雅彦だったですかね「ムルデカ」と言う映画にそのシーンが出てきます。あの映画は面白かったんですが、国内ではあんまり人気がなかったらしいですね。
[ムルデカ]は聞いた事があるだけですねぇ。
確か津川雅彦がジャワ派遣軍の今村大将役だったと思います。
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